姉のところの一番下の「いちばん味にうるさい男」、まあサマの誕生日がやってきた。それに先立ち、姉から電話が入った。「今年のマサユキの誕生日ケーキは苺が良いんだって!」
え?苺?
「チミはいつからそんなつまらん男になったんだ?苺だとぉ〜!!当たり前すぎるじゃんか」と品の良い叔母さまは思ったが、考えてみれば姉のところは初夏から晩秋にかけて誕生日が集中していて、そういえば苺の旬に誕生日を迎えるのはひとりもいない。本来、苺の旬は初夏だろうけれど、初夏の苺は実がやわらかくてあまりケーキには向かないのだ。実が固い冬のほうがケーキに飾るにはちょうど良い。値段がバカ高いだけだ・・・。(クリスマスや正月よりかは11月の苺のほうが安いけどね)
そして考えてみたら、姉のところの3兄妹の誕生日にもクリスマスにも一度たりとも苺のショートケーキを作ったことはないのだ。苺のショートケーキのバースデーケーキを食べたことが無い、というのはこの国ではきっとかなり珍しいことだと思う。
だから苺のショートケーキだけは作るまい。(記録更新させてあげよう!)そして、やはり一筋縄ではいかない「いちばん味にうるさい男」は「でね、やっぱりムースが良い」と言うではないか。
ここはやはり、ど〜んと迫力があるやつを作りましょう。
ってことで今年のまあサマご生誕記念ケーキはこちらです。
直径21㎝、上に飾った苺は2パック。パータデコールでピンクの水玉柄を配したアーモンドスポンジに囲まれた中は、チョコレートムースとラズベリーのムースの2層仕立てで、上の苺の下にはチョコレートガナッシュがソース代わりに流してあります。
切り分けるとこんな感じです。
今回も姪っ子に綺麗な写真をとってもらったので、公式写真は姪っ子のを使ってHPに載せますね。
このケーキを囲んで例によって、うるさすぎるほどのおしゃべりが飛び交いました。萩尾望都の「みんなでお茶を」(っていうタイトルで良かったっけ?)というマンガをちょっと思い出しました。あんなおしゃれな感じではないけど、大騒ぎしながらみんなでお茶を飲むのはやはりとても楽しいものです。お誕生日っていってもこれだけなんだけどね。
日が暮れる前に、姉宅を辞した(逃げ帰った)私達をちゃんと玄関の先まで見送ってくれた、まあサマに羊が「今度はお正月だねぇ〜!」と声を掛けておりました。
そう、彼の誕生日が終わると一気にうちは師走モードに突入です。えらいこっちゃ!