「オバンの釣りロマン」
シンプルな題名で、パソコンに 原稿用紙設定、千字ほどにまとめて、新聞社にFAX送信。
発行部数6万部のローカル新聞。
ひっきりなしの電話で5日の夕刊に掲載された事がわかる。
どこのどなたかもわからず、話してみると、104に聞きました。なるほど。
題名がすごい「釣りは熟女のロマン・5千番リールが逆回転・たまらんねー」と変更。
以下新聞と同文。
10月23日、日焼け止めクリームたっぷり塗って、さながら白拍子の如し。
(しらびょうしの意味わかるだろうか?)蒲江へと急ぐ。
「来たーッ」餌をつけてそおーっと落とすと5メートルも落とさぬうちに、手ごたえあり。
5千番のリールのドラグをゆるめていたのに、ベアリングが折れたのか、逆回転。
竿をとられんように必死。ハリスは8号、道糸はPラインを巻いているので大丈夫と思うが
魚はグイグイひっぱり、竿を立てようにも竿が立たない。
「こりゃあ、上げきらん、8キロはあるかな?」魚はあっちこっち走る。
見兼ねた船長が「そんな事してたら、竿が折れるががー」と竿を取り上げ、船の上をあっち飛びこっち飛びして、ようやくゲット。
「ワー大きい」人にあげて貰って自分で釣ったようにうれしい。
行く先は大分県佐伯市蒲江町畑野浦。私の住む川島町から63キロ。
朝四時半に出て、1時間20分を要する。
6時前に山の稜線がくっきり、夜が明けた。明けの明星が輝いている。
魚の養魚場は畑野浦から沖へ米水津(よのうず)へ抜ける、途中の尾浦の沖辺り。
このごろ船長から「ヒラマサ・ブリ」が釣れはじめたと携帯へ写メール、
「釣り狂(キチ)にはたまらんねー。
冷凍の魚を船のミキサーでペレットに砕いて、養魚場のイケスの魚に撒き始めると、魚たちも多分、学習機能が働いて船に集まって来るんではなかろうか?ペレットを撒くと
いけすの魚がざわざわ騒いで、餌がこぼれ、イケスの下に落ちる。集まった魚がおこぼれにさずかる。そのペレットの形にパン粉と砕いた魚を丸めて、中にハリを埋め込んで釣る。
当日は私は1本しか釣れなかったがトモにいた人は3本釣りあげた。
魚が来ても釣り上げるには私はまだまだ未熟。
ブリ釣りならぬ空ブリ。
折角ハリにかかった魚をバラス事がある。
逃げた魚が「エライ目に合った、気を付けろ」と仲間とミーティングしているのか知らんがバラスと暫く釣れない。
気温が下がるにつれてブリも大きくなり、脂がのって味が一段とおいしくなる。
暫くは楽しめそう。相変わらずの釣り談義。
11月5日デイリー新聞をそのまま、掲載。