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    久保智史のAIESECインドインターン奮闘記2009-11-12 00:18:58

    過酷過ぎるインドの現実

    先日、AIESECトレーニー7人でアグラに行ってきました。

    みなさんもご存知、タージマハルですね。

    特にタージマハルについては触れません。

    僕以外全員女の子だったことにも触れませんww

    今までデリー区域から離れたことはなかったので、気づかなかったのです・・

    インドの地方都市部の悲惨さ

    まず駅には大量のネズミがいて、線路であろうが構わずチョロチョロと動き回っています。
    ネズミ程度の大きさならまだしも、犬や人間まで線路で座ってたり、ごみをあさってたりしています。
    駅のホームには、たくさんの物乞いが外国人観光客に近寄り物乞いをしています。

    目や腕や足の無い物乞いも数多く、彼らの両親やスラムの組織が物乞いをさせるために脚や腕などを切断する・・。

    駅での待ち時間が30分ほどあったので、僕は物乞いたちの行動をひそかに見ることにしました。彼らは観光客がいると必ず声をかけて物乞いを行ってました。それもかなりしつこく。5分くらい。やはり観光客が彼らの悲惨な現状に見かねて、何かを施すのでしょうね。
    その気持ちは非常にわかります。同じ人間なので、可哀想という気持ちが芽生えるのが普通でしょう。
    しかし彼らに何かを与えることで、物乞いが減らないというスパイラルに陥っている現状がある中、僕たちができることは何かあるのでしょうか。

    僕は今日、仕事の関係でMicro-Marketersのラジェシュさんとお話する機会がありました。彼は盲目のストリートチルドレンを集め、本の作り方を教え、実際にチャリティとして本を販売しているNPO団体のリーダーです。
    僕の会社では、ストリートチルドレンの教育をバックアップしインドのスラム社会における貢献ができればという想いで彼のNPO団体を支援しています。
    日本では、慶応SFCのAIESECerでもある鳥巣竜馬くんが、日本発のマイクロファイナンスファンドへの設立に携わり、強い社会貢献意識を感じます。Living In Peacehttp://www.living-in-peace.org/という団体で、僕も日本にいたころ、マイクロファイナンスのセミナーに参加しました。

    マイクロファイナンスとは、簡単に説明すると、文字通り小口の融資のことで、いままで貸付ができなかった貧困層にも融資ができるというものです。もちろん、ただ融資を行うだけでなく、彼らのビジネスや雇用の創出をバックアップする側面のもと融資を行います。
    カンボジアのグラミン銀行の創立者ムハマド・ユヌス氏は、マイクロファイナンスの実用化に成功させノーベル平和賞を受賞しました。
    今のインドの貧困層にも、マイクロファイナンスの需要は強くあります。
    マイクロファイナンスが、貧困撲滅の糸口のひとつであることは今日多くの人々に深く理解されつつあります。

    とは言うものの、日本の大学生にとってマイクロファイナンスとは気にもとめない所。金融というだけで、角刈りで小指の無い方々を想像される学生も少なからずいるでしょう。
    僕は学生投資連合USICという学生団体のフリーペーパー部門に携わり、学生向けの金融フリーペーパーSPOCKという雑誌の作成に携わった経験があります。
    なぜか3記事も僕が担当することになり、その中のひとつのマイクロファイナンス記事の執筆活動を行った経験があります。
    実際に僕が鳥巣君みたいにファンドを立ち上げに携わるようなことはできてはいないけど、1万人近くの学生に僕の書いた記事を読んでマイクロファイナンスのことをよく知ってもらえたらと強く感じています。

    たとえちっぽけな個人であっても、何かできることは必ずあります!
    たしかに壁は大きいかもしれませんが、私たちが何かしたいという気持ちがあれば、何かできることはあるはずです!!

    ネズミや犬がごみをあさるアグラの駅で、脚の無い10歳前後の子供たちが、うれしそうに1ルピーコインの数を数えあってる光景を見たとき、彼らの笑顔を別のところに活かせる社会を作る責任が僕たちにあると強く感じさせられました。




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    久保智史のAIESECインドインターン奮闘記

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