秋のリビエラ
鎌倉から 海に向かって行くと 海岸に出ます。鶴岡八幡宮から まっすぐ 南に下ると そこは 由比ガ浜です。 由比ガ浜を西に行くと 七里ガ浜、江ノ島へと続きます。 由比ガ浜を東に進むと 材木座海岸となります。私はこの辺りは 材木屋が多いのかと 思っていましたが 実際に 行っても 材木屋など どこにも見当たりません。何で材木屋がないのだろう、と電柱を見ると「材木座」と言う町の名前が書いてありました。「そうか!」それで分かりました。「材木座町にある海岸」で「材木座海岸」と言うことが 分かりました。昔は寺や家を建てるために材木屋がたくさんあったのでしょう。「座」とは その業種の集まった地域であったのです。「銀座」などは地名で有名な所です。

りびえらりり
由比ガ浜と材木座海岸との境目が分かりません。続いているのですが 境目の表示は必要ないのでしょうか?
由比ガ浜の西には 「稲村ガ崎」と言う半島があります。ここは「鎌倉時代 新田義貞が 鎌倉幕府を攻める時 太刀を 半島の先端から海に投げ込んで 勝利を祈った」と言う 言われのある小さな半島であります。太刀の祈りで幕府の将軍、北条高時らを滅ぼし 鎌倉幕府は滅びました。
その 由比ガ浜から西は「七里ガ浜」と呼ばれていて七里ですから28キロメートルほど海岸が続きます。いや でも 実際 車で測ってみると 28キロなどありません。数キロで江ノ島にたどり着いてしまいます。千葉県の九十九里浜も一里は4キロメートルなので 掛けると 96キロ 距離があるはずです。しかし 九十九里浜も そんなに長くはありませんでした。地図で測っても せいぜい 35キロメートルほどでした。
何でも 大きく言うことは 成功する為には 大切なことなのです。私なんぞ 自慢ではないけど、話しは 大きく 大きく言うことにより 人々が 安心するので、何事も 大きく 大きく 語って参りました。でも 最近は 身内の子供や女房が「話10分の1」と人々に 言いふらすので、 最近は神通力が 消えうせて 気持ちが やせ細ってしまいました。
私は「こんなことでは いけない!」と 最近では 何でも「イエス」と肯定する癖が付き、営業マンの口車に すぐに乗り 無駄な買い物が 多くなりました。 特に うちの事務所にいる長男の大治郎は 私に忠告致します。「美しい女性の営業からは 絶対に 買わないこと。契約しないこと」と きつく注意され 身動きが取れなくなりました。
美しければ美しいほど 私の契約率が高まるそうです。そんなこととは つゆ知らず 今日も 日産の車の営業の豊田さんが 私の机の脇に来て、言いました。「そろそろ 車を買う時期だと思います。社長 今度 カラオケ 私と ご一緒致しませんか?」
私はカラオケが大好きと知って 言っているのでしょうか? よく研究しています。カラオケだけで済むでしょうか?
私は 大治郎に きつく言われていることを 思い出しました。「美人の営業には 気をつけろ!契約は認めない!」
この先 私が取った行動は どうだったかは 忘れてしまいました。「豊田さんの提案を、 私が 言ったことを 彼女が 嫌がれば 断れる」と思い 今回は「チャップリンの真似をして下さい」と彼女に難問をぶつけました。そうしたら どうでしょう! 日産の豊田さんは チャップリンになってしまったのです。「さあ、さあ、御約束です。車一台 いかがですか?」

こうして 今回も 彼女から 車を買ってしまったのであります。
材木座海岸の東の先は逗子市です。海岸の突端に「リビエラ逗子マリーナ」と言うリゾート地があります。

今回は 秘書を連れて 行ってまいりました。

森進一の「冬のリビエラ」と言う歌があります。私は 今まで「リビエラ」とは 女性の名前だと思っていました。今回 「リビエラ逗子マリーナ」に行って「リビエラ」とは リゾートの名前であることが 分かりました。

冬のリビエラ
1.彼女によろしく伝えてくれよ 今ならホテルで寝ているはずさ 泣いたら窓辺のラジオをつけて 陽気な歌でも聞かせてくれよ アメリカの貨物船が 桟橋で待ってるよ
冬のリビエラ 男って奴は 港を出てゆく船のようだね 哀しければ 哀しいほど
黙り込むもんだね

2.彼女は 俺には 過ぎた女さ 別れの気配を ちゃんと読んでて 上手に隠した旅行鞄に 外に指輪と酒の小瓶さ 優しさが 霧のように シュロの樹を 濡らしてる
冬のリビエラ 生っ人て奴は 思い通りにならないものさ 愛しければ 愛しいほど 背中合わせにな
3.皮のコートのボタンひとつ 取れかけて サマにならない
冬のリビエラ 男って奴は 港を出て行く 船のようだね 哀しければ 哀しいほど 黙りこむもんだね

リビエラ逗子マリーナに行って この「冬のリビエラ」を 口ずさんでしまいました。「ホテル、桟橋、船、シュロの樹」リビエラ逗子マリーナには ぴったりの言葉でした。

「哀しければ 哀しいほど 黙り込むもんだね」とか「彼女は 俺には 過ぎた女さ 別れの気配を ちゃんと読んでて」とか「人生っ人て奴は 思い通りにならないものさ 愛しければ 愛しいほど背中合わせになる」などは 私の過去にぴったりの言葉でした。

今回は秋たけなわ、「秋のリビエラ」を堪能しました。イタリアンレストランで 一緒に言った秘書と 素晴らしいイタリアン料理を満喫しました。


レストランから遠くに霞む「江ノ島」や「稲村ガ崎」、

鎌倉の町と海岸、

海では ヨットが走り、サーフィンを大勢がしています。

ヨットハーバーの たくさんの、

丘にはシュロの樹、

美しいリゾートマンション、青い空 白い雲、逗子海岸方面の山や陸地、

こんな所に別荘を持って 海を見て、鎌倉を散策して、のんびりと過ごしてみたい、と思った一日でした。

冬にまた 行きたいです。「冬のリビエラ」を歌いながら。(西村治彦)