メキシコは11月2日、死者の日という祝日である。
今年は1日が日曜日にあたったので、日曜日にほとんどの人が墓地に花やろうそくを持ち寄り、
お墓をきれいにして先祖の霊を慰めた。
日本のお盆と大して変わらない習慣である。
ここミチョアカンの一部の地域では、この死者の日に盛大な飾り付けをすることで知られている。
その地域とはパツクアロなどがあるパツクアロ湖周辺である。
このあたりは(パラチョもそうなのだが)プレペチャという先住民が多く、
彼らの習慣とカトリックの習慣とが混ざったものである。
パツクアロ湖に浮かぶハニツィオ島も有名なのだが、あまりにもこの日は観光客が多く、
島が人で溢れかえるのである。

そこでおれは、Tzintzuntzan(ツィンツゥンツァン)という町へ行って、
どのようにお墓を飾るのかを見て来た。

どのお墓もこのような感じで、花とろうそくとお供えで飾る。

この日は死者の霊が戻ってくると信じられており、道しるべのためにこれだけの
ろうそくを灯し、死者が生前に好きだった食べ物を供える。
日本でもまったく同じ思いでお盆を迎えているはずだ。

そして火の番をするために家族は夜通しでお墓の側にいるのである。