土曜に働いた分月曜を休みとして、日曜月曜で人生初のパリを経験してきました。
目当ては美術館です。
絵を見るのが好きになりだした頃からいつかは行ってみたいと思っていたルーブル。でもパリやフランス自体には別段興味もなく、というか学生時代のフランス語選択が魔の経験となってフランスに拒否反応すらあり、ルーブルのためだけにフランスに行く機会もないだろうから一生行かないかもしれないなあと思っていました。
でも、ロンドンからならユーロスターで2時間半。一応国境を越えるとはいえ、出国も入国も冗談のように簡単です。これならルーブルだけのためのパリ行きもありだと、実際ルーブルだけの1泊2日旅行をしてきました。
本当は私の好みからすると、18世紀頃までを中心に集めているルーブルよりもその後の近代を中心においているというオルセーの方が趣味という感じがしたので余力があったらそちらも回ろうと思ったのですけれど、それどころではありませんでした。
それなりにいろいろ大きな美術館も見てきたつもりでしたが、なんかもうぜんぜんそういうのとスケールが違いました。こりゃすごいわ。
というか、すごすぎてお腹いっぱい。呆然としてくらくらしながら足を棒にして2日間歩き続け、それでも絵画コーナーすら見切れていません。どうなってんですかね。
お約束のモナリザとかミロのビーナスとかは多少の人だかりがありましたが、基本的にはあまりに広すぎてしかも絵の数が多すぎるので年間入場者数700万人というルーブルに日曜に行ってもほとんどの部屋はガラガラ状態で、好きな絵を好きな距離から好きなだけ見ていられるという究極の鑑賞が出来ます。
日本に来るナントカ展になると、人だかりがすごくて絵自体の全体が見られないこともしばしば、辛抱強く順番を待って最前列に行ったとしても後の人を考えると好きなだけ見ているというわけにはいかないですからねえ。これは海外の美術館が好きな大きな理由です。
あと最近覚えた楽しみとして、絵を至近距離から見るというのがありますが、これも日本ではまず出来ません。
私もつい日本のクセで結構な距離をとって見るくせがありましたが、ロンドンで参加した講座で「もっと近くから見てください、もっと近づいて」と何度か言われておそるおそる「いいのか?こんなに絵に近づいて大丈夫なのか?」とびびりながらも近づいて見ては新しい発見があるという経験を繰り返し、すっかり病み付きです。
そんなこんなでお昼を食べる暇も惜しくルーブル内のカフェテリアみたいなところで済ませましたが、さすが美食の街。
カフェテリアごとき(!)の食事が大変おいしゅうございました(ロンドンから行ったから喜びもヒトシオ?)
美術館閉館後はエスカルゴをつまみつつシャンパンを傾け(といってもグラス飲みですが)、大好物のフォアグラも2年分ほど食べてフランスワインを楽しみ、もう最高でした。
こういうのはヨーロッパに暮らす楽しみですねえ。