タラゴナからバレンシアに。
バレンシアは、マドリード、バルセロナに次ぐ、スペイン第三の都市。
その町に、世界遺産“ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ”がある。
私たちもカテドラルを見学した後、町なかを抜けてラ・ロンハ・デ・ラ・セダへ。
この建物は、1482年に建築家ペレ・コムプテによって建造が始められた絹の商品取引所だ。
バレンシアの町は、カルタゴやローマ帝国の植民地として栄えていたが、その後、西ゴート王国、イスラム教徒に征服され、13世紀に再びキリスト教徒の戻ると言う複雑な歴史をもっている。
その間、農産物・絹織物・工芸品の輸出など、地中海貿易により発展。
15〜17世紀に最盛期を迎えた。
ラ・ロンハ・デ・ラ・セダは1498年に塔と絹商品の取引が行われていた大ホールが完成。
バレンシアの町の最盛期に建造されたこともあり、重厚な外装と贅沢な内装となっている。
特に、商取引が行われていた大ホールの床はイタリア産の大理石、柱はらせん状にねじれた装飾的なものだ。
現在は、この建物にバレンシア文化教会が置かれ、展覧会などの文化活動の場として使用されている。
【バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ】
バレンシアの富を象徴するゴシック建築
スペイン 文化遺産 1996年登録