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    いっつんのブログ2009-11-01 05:21:49

    メルロさん来た!

    いっつんのブログ-091030_1213~0001.jpg

    一昨日は、久々にリマクッキングスクールの師範科へ行ってきました。

    この日の講師は、代官山にあるマクロビレストラン、「メルロ・パノニカ」の岡田シェフ。


    メルロ・パノニカは、フレンチとマクロビを融合させた、斬新なお料理で、今一番注目されているお店の一つです。


    憧れの岡田シェフに会えるこの日の授業は、一番楽しみにしていたので、朝からウキウキしていました。

    教室に入ると、真っ先に、厳しい表情で食材を見つめる先生の姿が目に入ります。

    一瞬、ちょっと怖い方かも?と思いましたが、授業が始まり一度お話が始まると、とっても気さくで、お茶目なお人柄にすぐに引き込まれてしまいました。

    この日のメニューは、
    ●蒸しかぶらの洋梨フロスティ

    ●甘い人参のクリームペンネ

    ●カリフラワーのスチームローフ


    蒸しかぶらの洋梨フロスティは、エトフェ(蒸し焼き)したかぶにすり下ろした洋梨とリンゴ酢のソースを和えた物。

    さっぱりとしたかぶの甘味と洋梨のフルーティーな香りが意外に良く合い、前菜にぴったりの一品。

    クリームペンネは、スエ(空煎り)した人参のと豆乳、ピーナツバターを和えたクリーミーなパスタ料理。

    すり下ろした人参を煎っただけなのに、ビックリするくらい甘くなって、お菓子のようでした。

    スチームローフは、炒めたカリフラワーに、実蕎麦、玄米などを混ぜて蒸して固めたもの。

    実蕎麦がお肉のような食感で、満足感があり、おもてなしにも使える一品です。

    岡田シェフは、ご自分を「マクロビ会の快楽主義者」とおっしゃって、食養にとらわれず自由な発想を持つ方でした。


    フレンチの基本的な手法を取り入れながら、それをマクロビの概念と結びつけて、分かり易く説明して下さいます。


    岡田シェフは、水分を加えずジワジワと空煎りする「スゥエ」、水分を加えず蓋をして蒸し焼きにする「エトゥフェ」などの手法で、野菜自体が持つ甘味がどれだけ引き出せるか、と言うことについて、実技を交えつつ、分かり易く説明して下さいました。

    「水分を飛ばすことにより野菜の甘味が凝縮する。全ての野菜が持つでんぷん質は、60〜80℃の熱で加熱すると糖化する。こうして、低温加熱で野菜の甘味を引き出し、その力をフル活用することが、マクロビの真髄なのだ」と、岡田シェフはおっしゃっていました。


    なるほど〜。

    だから重ね煮にすると、お野菜が甘くなるのかー。

    ちょうど重ね煮は、「エトゥフェ」の状態にあたります。


    重ね煮を使えば、この日のレシピもさらに簡単にアレンジできそうです。

    早速、実蕎麦、洋梨を購入して帰ることにしました。


    最近思うのですが、一つの固定概念にとらわれない発想の自由さというのは、お料理にとってとても大切だと感じます。

    特に、マクロビオティックは、食事療法に根ざしている性質上、ともすると味付けや見た目が単調になりやすい傾向があります。


    岡田シェフは、お料理のヒントを得るために、懐石料理やお肉料理の本を参考にするのだとか。


    様々なスタイルを自由に取り入れながら、アレンジしていくダイナミズム、そこにシェフの哲学を感じました。


    そして、それこそコスモビオティックが目指すところでもあります。


    行き着くところは、「食を楽しむ」ということ。

    食べ方は生き方そのものですから、食を楽しむことは、生きることを楽しむことに他なりません。

    だからこの道は、楽しくてやめられないのかも知れません。

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