近年アスリートは、たとえ大会中でなくとも、抜き打ちのドーピング検査を実施できるようにするため、所属国のアンチドーピング機関に自分の所在場所を常に申告することを求められている。
今回テニスの全米オープン女子シングルスで4強入りしたベルギーの
ヤニナ・ウィックマイヤーは、世界反ドーピング機関(WADA)への所在場所確認を3度怠ったとして、1年間の出場停止処分を科された。
1年間という処分の長さは、所在場所確認義務違反の罰としては長い期間にあたる。
ウィックマイヤー、居場所確認怠り処分/テニス - スポーツ - SANSPO.COM
ベルギーの反ドーピング機関は5日、テニスの全米オープン女子シングルスで4強入りしたヤニナ・ウィックマイヤー(ベルギー)が世界反ドーピング機関(WADA)への居場所確認を3度怠ったとして、1年間の出場停止処分を科したと発表した。
ウィックマイヤーはコンピューターシステム上の問題で、電子メールでの連絡を受けられなかったと主張していた。20歳の同選手は自身のホームページで違反を否定し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する意向を示している。(AP)
時事ドットコム:ウィックマイヤー、1年間出場停止に=女子テニス
この所在場所確認義務違反では、過去にも既にいくつかの処分例が出ている。
2004年のアテネ五輪や、2007年の世界選手権で出場経験のあるカナダの男子ナショナルチームのボート競技選手
クリス・ジャーヴィス(Chris Jarvis)は、2008年の北京オリンピックへの選考に勝ち残ることを目指して、カナダのナショナルチームと一緒にトレーニングしていたが、18ヶ月間にわたって3回、自らの所在を申告していなかったため、3ヶ月間の資格停止を課せられた。
カナダは過去の夏のオリンピックで金メダルを7つ獲得している、ボート競技の強豪国のひとつ。
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Chris Jarvis - world champion Canadian rower
また、2007年ツール・ド・フランスでは、序盤をリードしたデンマークの
ラスムッセン(Michael Rasmussen)が、レース前の居場所について虚偽申告したとの理由で失格処分を受けている。