星の子ルームのブログ2009-11-12 12:49:22
ザアカイの救い
最初に、言葉の解説を書きます。
※取税人…今で言う税務署の職員のような人。当時、イスラエルはローマに支配されており、税金はローマ皇帝に納められていた。取税人はイスラエル人だったが、ローマの役人の下についてイスラエル人から税金の徴収業務をしていた。当時は今のように税金の額がみんなにはっきり分かるような制度ではなかったので、同じイスラエル人でありながら、少し高い金額を徴収して余分を自分の懐に入れている取税人が多かった。同族であるということを非常に大切にするイスラエル人であったが、ゆえに取税人は嫌われ者だった。また、ローマの手先として働いていることも嫌われる要因のひとつだった。
※エリコ…エリコの町は、何回か場所が移っており、この箇所に出てくるエリコは、旧約聖書に出てくる世界最古の町エリコから南へ2キロ、現在のエリコから西へ2キロの場所にあった。地図で見ると、あともう少しでエルサレムだよ、という感じの場所にある。ヘロデの冬用宮殿があり、豊富な果物と香料用バルサム樹の産地。エリコ街道のターミナル都市で交通の要衝。
ざっと、ザアカイのお話の内容を書きます。詳しい解説は次回にします。
イエス様は、エルサレムへ向かう途中でエリコに立ち寄られました。
エリコには、ザアカイという取税人がいて、金持ちでした。
イエス様がエリコに現れるとたくさんの人がイエス様を見ようと集まってきました。ザアカイもイエス様を見たかったのですが、背が低かったので人垣でイエス様を見ることができません。ザアカイはみんなの嫌われ者だったので、人垣を空けてザアカイを前に出してあげる人は一人もいませんでした。
そこで、ザアカイはイエス様が通る道を先回りして、そこに生えていたいちじく桑の木によじ登り、イエス様を見ようとしました。
イエス様がちょうどそこにこられると、見上げて、ザアカイに言われました。
「急いで降りてきなさい。きょうは、あなたの家に泊まることにしてあるから」。
ザアカイは喜んで、大急ぎで降りてきて、イエス様をもてなす準備をしました。
人々はイエス様につぶやいたが、ザアカイは改心して自分の財産の半分を貧しい人々にほどこし、だまし取ったものは4倍にして返すとイエス様に約束しました。
イエス様は、人々に「人の子は、失われた人を救うために来たのです。」と、ご自分がなぜこられたのかを説かれました。
次回、もう少し詳しく見ていきたいと思います。
(続く)