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    クラシック輸入盤・新譜情報/新星堂チェーン・グッディーズ2009-11-12 19:47:05

    クラシック/輸入盤/CD/新譜情報 09-11 No.15

    ★ダイレクト・トランスファー CD-R DSD録音 再発売シリーズ★
    2006年秋に発売を開始した当シリーズもおかげさまで約230タイトルを発売
    する事ができましたが、2月よりマスター制作にDSD録音を採用する事にいた
    しました。これまでより更に生々しい音質をお届けする事が出来るようにな
    りましたのでご期待下さい。

    今月は既発売分78CDR-1080から1089の10タイトルをDSD録音で再発売いたしま
    す。商品番号は78CDR-3000番となり、下3桁は共通で使用いたします。従来の
    78CDR-1000番台の商品は、当面は販売を継続いたします。
    DSD録音による有料サンプラー(\300)も販売開始いたしましたので、ご注文
    をお待ちしております。

    ■製作者からのメッセージ
    DSD録音になったグッディーズ・ダイレクト・トランスファーCDR!
    従来のCDを高音質化するさまざまな試みが盛んな中で、「グッディーズ・オ
    リジナル企画」のダイレクト・トランスファーCDRは、2009年2月発売新譜か
    らDSD録音を採用することになりました。DSD録音によって、これまでのSP
    復刻からさらに飛躍し、SPレコードの直接再生と区別がつかないところに
    到達したと自負しています。DSD録音は従来の方式に較べて中音から低音にか
    けての音の形が明瞭になり、高音は一皮剥けた感じです。LPとは比較にな
    らない強大な音響勢力を持つSPレコードをカスタムメイドの直熱真空管
    フォノイコライザーを使用し、またノイズ除去と共に失われる音楽情報に最
    も気を配り一切のノイズリダクションを使用していないのは従来通りです。
    (新 忠篤)

    ==================================

    ★ダイレクト・トランスファー CD-R DSD録音 再発売シリーズ★
    2009年11月新譜 10タイトル
    発売予定:2009年11月下旬 価格:各1枚 \1500(税込)
    ※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。


    78CDR-3080
    モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第6番変ホ長調 K.268(365b)
    ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
    マルコム・サージェント指揮
    管弦楽団
    米 VICTOR 6744/6(英HIS MASTER'S VOICE DB1018/20と同一録音)
    (1927年2月23日ロンドン、クイーンズ・ホール録音)
    20世紀フランス最高のヴァイオリニストのジャック・ティボー(1880-1953)が生
    涯コンサート・プログラムに載せた協奏曲。ティボーの電気録音時代の最高傑
    作。息づまるような名演奏を繰り広げている。ヴァイオリン協奏曲第6番はモー
    ツァルトの死後8年目の1799年にヨハン・アントン・アンドレによって楽譜が出
    版された。モーツァルト時代にミュンヘンで活躍したヴァイオリニスト、ヨハ
    ン・フリートリヒ・エックがモーツァルトから手渡された楽譜にもとづいて自
    分で加筆し、さらにモーツァルトの弟子のフランツ・ジュスマイアー(1766-1803)
    が筆を加えたという。ジュスマイアーはモーツァルトの最後の作品「レクイエ
    ム」を補筆完成させた人物。学者間では第2楽章は疑わしいが、他の楽章はモー
    ツァルトの作品であるという説だったが、現在では疑わしい作品としてモーツァ
    ルトの作品表から除外されている。このシリーズではベルギーの巨匠アルフレッ
    ド・デュボワの演奏(78CDR-3054)も出ている。

    78CDR-3081
    フランソワ・クープラン:クラヴサン曲集
    ワンダ・ランドフスカ(ハープシコード)
    英 HIS MASTER'S VOICE DB4941/6
    (1934年パリ録音)
    ワンダ・ランドフスカ(1879-1959)は二列の鍵盤と七個のペダルを有する自分の
    ハープシードをパリのプレイエル社に作らせて生涯この楽器を使用した。この
    ランドフスカによるクープラン作品集の録音はバッハの「ゴルトベルク変奏曲」
    の翌年に行われた。「ゴルトベルク変奏曲」と同じく英国 HIS MASTER'S VOICE
    初版300部のアルバムには紫色のインクと羽根ペンによるランドフスカの自筆署
    名の愛蔵家番号シールが貼られていた。



    78CDR-3082
    ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調作品131
    カペー弦楽四重奏団
    リュシアン・カペー(第1ヴァイオリン)
    モーリス・エウィット(第2ヴァイオリン)
    アンリ・ブノワ(ヴィオラ)
    カミーユ・ドロベル(チェロ)
    日本コロムビア J7529/33 ( 仏COLUMBIA D15097/101 と同一録音)
    (1928年10月5,8日パリ録音)
    史上最高の弦楽四重奏団だったカペー弦楽四重奏団のリーダー、リュシアン・
    カペー(1876-1928)は医師の誤診による腹膜炎で1928年12月18日に急逝した。
    享年52歳。カペーはパリ音楽院でジュマとJ.-P. モーランに師事し1893年に一
    等賞を得た。その年に弦楽四重奏団を組織した。この録音時のメンバーは1918
    年からのもの。1920頃から毎年ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の連続演奏会を
    パリで開催していたカペーは1928年4月にフランス・コロンビアに録音を始め
    た。そして同年の10月までの6ヶ月間に弦楽四重奏曲11曲とピアノ五重奏曲1曲
    の録音をした。10インチSP盤が7枚、12インチ盤が44枚である。まるでカペ
    ーが自らの死を予期したようなハイペースの録音である。このシリーズではフ
    ランク:ピアノ五重奏曲(78CDR-3034)、ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第5番
    (78CDR-3042)、シューマン:弦楽四重奏曲第1番(78CDR-3056)、ハイドン: 弦楽
    四重奏曲第67番「ひばり」(78CDR-3194)が出ている。

    78CDR-3083
    ラヴェル:ソナチネ(1905)
    ラヴェル:水の戯れ(1901)
    アルフレッド・コルトー(ピアノ)
    英 HIS MASTER'S VOICE DB1533/4
    (1931年5月11日ロンドン、小クイーンズ・ホール録音)
    スイスに生まれたフランスのピアニスト、アルフレッド・コルトー(1877-1962)
    は1892年パリ音楽院のルイ・ディエメール(1843-1919)のクラスに入り研鑽を積
    んだ。1896年一等賞を得て卒業。1897年バイロイトに赴き合唱指揮者となった。
    フランスに戻った後、1902年に「神々の黄昏」と「トリスタンとイゾルデ」の
    パリ初演を指揮した。同年ソプラノのフェリア・リトヴァンヌ(1863-1936)のピ
    アノ伴奏者として初レコード録音を行った。このラヴェルのソナチネはコルト
    ーが54歳の時の録音。録音時作曲者のラヴェル(1875-1937)は56歳だった。コル
    トーによるラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲(78CDR-3032)がこのシリーズで
    出ている。

    78CDR-1084
    ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ短調作品99
    パブロ・カザルス(チェロ)
    ミエチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
    米 VICTOR 14699/702 (英HIS MASTER'S VOICE DB3059/62と同一録音)
    (1936年11月28日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
    パブロ・カザルス(1876-1973)が英HIS MASTER'S VOICEの主要アーティストとし
    て活躍しはじめた1936年録音で、バッハの無伴奏チェロ組曲第2番と第3番の5日
    後の録音。まるで昨日の録音のような音の生々しさは圧倒的。録音後70年以上
    を経たものとはとても思えない。

    78CDR-3085
    モーツァルト:弦楽五重奏曲ト短調 K.516
    レナー弦楽四重奏団
    イェノ・レナー(第1ヴァイオリン)
    ヨーゼフ・スミロヴィッツ(第2ヴァイオリン)
    シャーンドル・ロート(ヴィオラ)
    イムレ・ハルトマン(チェロ)
    L.ドリヴェイラ(第2ヴィオラ)
    米COLUMBIA 67838/41-D (英 COLUMBIA LX61/4と同一録音)
    (1930年3月2日ロンドン録音)
    レナー弦楽四重奏団は20世紀前半の活躍したハンガリー出身の名団体。メンバ
    ーはブダペスト音楽院出身で、デビュー前の2年間は田舎の村にこもって一日
    12時間の練習を重ねたと伝えられる。1922年ロンドンにデビューして絶賛され、
    同時にイギリス・コロンビアの専属アーティストとなった。このシリーズのレ
    ナー弦楽四重奏団はモーツァルト:クラリネット五重奏曲(78CDR-3045)、モー
    ツァルト:弦楽四重奏曲第14番(78CDR-3055)、モーツァルト:弦楽四重奏曲第15
    番(78CDR-3062)が出ている。

    78CDR-3086
    チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35
    ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
    ジョン・バルビローリ指揮
    ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
    英 HIS MASTER'S VOICE DB8282/5
    (1937年3月25日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ録音)
    ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)はロシア生まれの20世紀最高のヴァイオリ
    ニストの一人。ペテルブルグ音楽院でレオポルド・アウアー(1845-1930)に師事
    し、10歳の春にデビュー。その後ロシアの諸都市で演奏、1913年にはベルリン
    でニキシュ指揮の下で演奏した。1917年16歳の時に革命を逃れ一家はアメリカ
    に移住した。以降天才少年は一流演奏家としての待遇を受けた。この協奏曲は
    36歳の時の録音。録音場所をロンドンに選んだのも、当時の英国のクラシック
    音楽の録音技術がアメリカを越えていたからであろう。

    78CDR-3087
    メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
    エミール・テルマニー(ヴァイオリン)
    トーマス・イェンセン指揮
    室内管弦楽団
    デンマーク TONO X25065/7
    (1946年8月31日,9月9日,1947年6月16日録音)
    エミール・テルマニー(1892-1988)はハンガリー生まれのヴァイオリニストでブ
    ダペスト音楽院でイェノ・フバイ(1858-1937)に師事した。1919年来デンマーク
    のコペンハーゲンに在住、作曲家カール・ニールセン(1865-1931)の娘婿となっ
    た。テルマニーはバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータをカー
    ヴドボウ(彎曲した弓)"Vega" で弾いて注目され、初期LP時代に英DECCAに録
    音もあった。TESTAMENT社からCDが発売されている。

    78CDR-3088
    プニャーニ:ラルゴ・エスプレッシーヴォ
    クライスラー:テンポ・ディ・メヌエット(プニーニのスタイルによる)
    コレッリ:ラ・フォリア
    ジョルジュ・エネスコ(ヴァイオリン)
    サンフォード・シュルッセル(ピアノ)
    日本コロムビア JW232&J7940
    (原録音:米COLUMBIA 50235D,50161D)
    (1929年ニューヨーク録音)
    ジョルジュ・エネスコ(1881-1955)はルーマニアに生まれた。ヴァイオリンは
    4歳で、作曲を5歳で始めた。1888年7歳でウィーン音楽院に入学を許され、
    1893年12歳で音楽院の最高栄誉賞メダルを得た。1894年パリ音楽院に入学、
    1899年までヴァイオリンをマルシック(1848-1924)、和声法と作曲をアンドレ・
    ゲダルジュ(1856-1926) 、ガブリエル・フォーレ(1845-1924)、ジュール・マス
    ネ(1842-1914)に師事し、1899年にヴァイオリンで一等賞を得た。1902年にベル
    リン・デビュー、1903年にはロンドンを訪問した。1910年にはピアニストのエ
    ドゥアール・リスレル(1873-1929)とベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ
    の全曲演奏会を開いた。1917年には祖国のルーマニアの首都ブカレトにエネス
    コの名を冠したオーケストラを作った。1923年には初のアメリカ楽旅をし、そ
    の後生涯に14回この地を訪れた。第2次世界大戦中は祖国に留り、ヴァイオリン
    演奏、指揮、作曲と後進の指導にあたった。この録音は1929年にアメリカ訪問
    をした時にニューヨークのコロンビアで行ったものの2曲で録音時エネスコは
    48歳だった。このシリーズでショーソン:詩曲(78CDR-3018)、ヘンデル:ヴァイ
    オリン・ソナタ第4番(78CDR-3035)とクライスラー:プロヴァンスの朝の歌&ダ
    ンブロジオ:セレナード(78CDR-3066)が出ている。

    78CDR-1089
    チャイコフスキー:カプリッチョ風小品作品62
    グリンカ:メロディア
    ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ(チェロ)
    キリル・コドラシン指揮
    モスクワ・フィルハーモニー交響楽団(1)
    A.A.デディムヒン(ピアノ)(2)
    ソ連 Dolgoigratsia 78 D450/1
    (1952年録音)
    2007年4月27日に80歳の生涯を閉じたチェロの巨匠ムスティスラフ・ロストロ
    ポーヴィッチ(1927年3月27日生まれ)の78回転盤録音。ロストロポーヴィッチ
    が西側に姿を現したのは1956年だった。鉄のカーテンの向こう側の時代のロス
    トロポーヴィチ25歳の演奏が聴ける。ローストロポーヴィッチ初録音の一つの
    貴重な一枚。LPと同じ音ミゾでカットした10インチ78回転盤。
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