11月6日(金)、上杉の池田酒店さん主催
「杜の蔵 料理と燗酒のマリアージュ」へ行ってまいりました。
6月に続いて、杜の蔵さんの会は2回目。
またまた溝口さんとお会いできました!
会場は葉山町の「真・海・菜・食 しん」さんです。
地下鉄北仙台駅から徒歩約5分。
素材の良さを引き出した和の料理と、日本酒の相性をじっくりと楽しめるお店。
暖簾の横には地産地消を提唱する緑提灯が下がっています。
お店に入ってまずきき酒が準備されてました。
1のお酒を常温で飲んで、次に燗をつけたABCの3種類を飲み
どれが常温で飲んだ1と同じか当てる、というもの。
うーむ。。。温度が違うと難しい。
かなり迷いました…。
(でも、後ほど答え合わせをしたら当たってた!
やったー!)
杜の蔵は、福岡県筑後地方の蔵元さん。
今年6月の会の模様はこちら。
http://sendaiyokocyo.cocolog-nifty.com/sakenihon/2009/07/post-70bb.html
無農薬栽培・自家精米・全量純米酒造りの蔵元です。
お酒のラインナップは
・大手門純吟ひやおろし
・独楽蔵2年目のひやおろし
・独楽蔵・豊熟純米大吟醸「醇・2006」
・独楽蔵・円熟純米吟醸「玄」2004
・須々許里(すすこり)純米古酒
・独楽蔵「悠五年」純米古酒
・吟香露(ぎんこうろ)
これを「しん」の店主・根本さん懇親のお料理と合わせて、
ひたすら飲む!食べる!のマリアージュを楽しむ会。
最初に「大手門純吟ひやおろし」と合わせたのは
「岩出山トマトと蔵王大根のおでん」
おいしそうでしょ!
あっさりした出汁の中に出たトマトと大根のやさしい旨み。
そこにひやおろしを流し込むと口の中でさらりと馴染む〜。
「ねっとり里芋煮っころがし、秋茄子のオランダ煮、赤葱の焼き浸し」
これには「独楽蔵2年目の秋ひやおろし」を。
ひやおろしって、通常はひと夏越したものですが、
これは、ふた夏越した19BYもの。より熟成感があります。
こってりしたしょう油と油の味つけが、
燗をつけてまろやかさが増したお酒とぴったりでした。
お造りの「金華さば〆と生めかじき」
こちらに合わせたのは「独楽蔵・豊熟純米大吟醸 醇2006」。
かすかに、カマンベールチーズのような独特なクセを感じました。
これが生めかじきのとろっとした脂とすごく合う!
〆さばとは今ひとつでしたが、
「合わないと思います。でも合わないことを経験していただくのも面白いかと思って」
という溝口さんの言葉に納得。
さらに待ってましたの「秋刀魚黄金煮」!
これ、骨まで全部食べられるんですよ。ハラワタも入ってそのほろ苦さも絶妙。
お酒は「独楽蔵・円熟純米吟醸 玄 2004」。
マイルドな熟成感が、甘辛く煮た秋刀魚の味をばっちり引き立てます。
その後は古酒2連発!
「須々許里 純米古酒」は隧道というトンネルのような場所(年間温度16℃)で
5年以上寝かせた熟成酒。
「独楽蔵 悠 5年」は、もう少し気温の高い蔵の屋根裏部屋で
これも5年以上寝かせたとろっと黄金色の熟成酒。
どちらも古酒ならではの熟成香と味わいです。
それがお燗でいちだんと膨らむ…たまりませんね〜。。。
その後のお料理は
「殻付真がき、三陸ムール貝」
「とうふ入りひと口さつまあげみぞれポン酢がけ
ぼっけの卵のしょうゆ漬を添えて」
「おでん出汁でせり雑炊」
こんなに! いいんですか! っていうくらい
続々と。
いやーー、旨かったっす!
締めに甘味の「氷結完熟柿 無花果旨煮 山ぶどう羹」をいただきながら
「吟香露」っていう吟醸酒粕が原料の香りの良い焼酎をストレートでちびちび。
もうすっかりいい気分でした。。。
県外のお酒で、ひとつの蔵に限定して
これだけのラインナップを
しかも料理を合わせて味わう機会って、
めったにないです。
大事ですよね、こういう経験。
それから、仕込み水がまたおいしかった。
なんとなくとろみがあるような、柔らかいいい水。
途中で少し酔いがまわってきたので
酒に仕込み水を垂らして飲んでたんですが
酒がとってもまろやかに甘くなりました。
味わいも使う米も水も、そして考え方も宮城とは違う蔵。
お酒って本当に面白い。
今回もどっぷりと堪能いたしました。
お世話になった杜の蔵の溝口さん、「しん」の根本さん、池田酒店さん
どうもありがとうございました!